本年もありがとうございました。

今年もお引き立て誠にありがとうございました。
またこのつたないコラムを読んでいただきまして、本当に感謝しております。
これからも内容を濃く、皆様に少しでもお役に立てるようなコラムを作成して
いきますので、宜しくお願い致します。


本年は12/29より休業いたしまして
新年は1/6より営業を開始します。

それでは良いお年を！

上着丈（着丈）の目安

メンズスーツのジャケットでとりわけ着こなしていて目立つ部分がジャケットの長さと袖の長さです。前回袖の長さについてお話しましたので今回のコラムの題材は上着丈（着丈）についてご説明いたします。

【基本】正確な測り方は、総丈÷2＝上着丈（着丈）が基本の長さです。ですが体のバランスもあるため、必ずしも÷2でなく　÷2　+1cm　であったり　÷2　-1ｃｍということも多々あります。

着丈があってないなーと一発で見わけてしまう方法は、気をつけをした状態で手の第二間接を折り曲げてみてください。その時に上着丈（着丈）が手にしっかり収まる状態がベストです。長すぎると手の中であまってしまいますし、短すぎても手の中に収まらない状態になってしまいます。

これを知っておりますと、既製品で気に入ったものがあっても失敗することはすくなくなると思います。
是非試してみてください。

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袖丈の長さ

袖丈の適正な長さはとても洋服にとっては大事な部分になります。そして袖丈といってもいろいろな服の袖丈がございます。

例えば
・シャツの丈
・スーツの丈
・コートの丈

この中でも袖丈の長さは人それぞれ、長め、短めが良いといろいろございますが今回はだいたいの目安を書いてみたいと思います。あくまでも目安です。（立って鏡をみた状態です）

・シャツの丈　
袖丈の長さはスーツ・ジャケットの袖より約0.7cmから1.5cm出して、外からみえるのが理想です。これは決まりきったことではないのですが、シャツがスーツの中からちょっと見えるぐらいがオシャレに見えるといったところにあります。

・スーツの丈　
基本は手の甲にある、くるぶあたりですが最近では少し長めになっているようです。最近の長さではくるぶしより約2cmほど下にスーツの袖口があるのと良いと思われます。

・コートの丈　
手の甲の部分で親指と人さし指の指のわかれるところと、くるぶしの真中あたりから、親指と人さし指の指のわかれる間に袖がきている状態が綺麗な状態といえます。

宜しければ参考にしてみてください。取り急ぎ書いてみました。近日写真でUPします。


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ボタンのつくられ方

ボタンの素材は天然素材だと、貝・水牛の角・ナット（椰子の実）等があります。
水牛の角は実は中身が全部つまっているわけではなく、角の先から10cm以内ぐらいまで詰まっておりそのあとの部分は全て空洞になっております。角の先で詰まっている部分は輪切りにし残りの部分は熱処理を施して　丸い型にてタブレット状にしてきます。下記の図参照

また椰子の実も水分を取り除かれた実がとても堅い状態になってから、輪切りにして型をとっていきます。下記の図参照

ボタンはこのような作業工程を経てつくられております。これに模様を加えたり小さな字を彫ったり裏と表のの染色を変えたりと

こだわれば　こだわるだけの奥の深いボタンがつくられていきます。そして天然の素材でつくられたボタンひとつにも愛着やこ

だわりが生まれ、ファッションをより楽しくさせてくれるでしょう。

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スーツのディテール（パーツ）の由来 その3

サイドチェンジポケット

スーツにあるデザイン（ディテール）の中で既製品にも比較的についているサイドチェンジポケット。
下記の図参照

サイドチェンジポケットは昔小銭入れとして使われており、イギリスの流れをくむものになります。イギリスのスーツは生活により密着していたためディテール箇所には、ほとんど理由や由来があります。現在はただのデザインとしてしか残っていないケースがありますが大抵はなにかしら歴史があり、深く掘り下げていくとファションやオシャレに深みがでて楽しく着こなせると思います。


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