デザイン

いよいよ学生さんも夏休が終盤にかかり、夏休み研究や宿題などに追われ徐々に体が今までの生活リズムに戻り始めているのではないかと思います。電車のなかも学生さんがあまりいないので比較的空いておりますが、それもつかの間あと数日後にはまた混雑した電車に変わるでしょう。

ところで電車の中によくある広告（中吊り広告など）いつみても関心することがあります。それは広告の紙面を書いているデザインがその会社、商品の特徴を上手く現しており、さらにデザイナーのこだわりも見受けられ広告もあります。企業戦略としていかに広告をみてもらえるかという最大のテーマを一つの紙面に凝縮しているという面では、雑誌広告もそうですが、これほどノウハウが詰まっている媒体はないかもしれません。さらにイメージ等を消費者に伝えるために色やデザインの工夫も多くなされております。例えば茶色は高級感のあるイメージとか黄色は明るいといったイメージといった戦略もその一つです。

色の配色やイメージはhttp://www1.odn.ne.jp/artistic/color/

少しお時間がある時にちょっと広告をみる時の角度を変えてみてはいかがでしょうか？きっと違ったものに見えるかもしれません。

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一息

ようやく暑い夏も少し衰えてきました。まだまだ厳しい残暑ですが、一時期の暑さに比べれば過ごしやすくなったんではないでしょうか。街中を歩いていてもス?ツを羽織って通勤している人の姿が目立ちます。そろそろ衣替えの時期を感じさせます。今回は最近のスーツ事情について少しお話をさせていただきます。

　最近のスーツで徐々にですが、今までのスーツ志向から変化が現れてきております。それは美脚パンツといわれるものや美脚スーツなるものが、多く登場しております。特にオンワードでは美脚パンツがヒットをして、中高年層に受けいれられているそうです。この美脚の由来は女性向け商品から男性へ向けて開発されたものです。またジャケットではウエストやボタンの位置を高め設定し、胸元の襟（ラペル）の幅を狭くする傾向がみられます。
　

今までにスーツの歴史の中で『ＤＣブランド、ＩVYスタイル、紺ブレ、トラッドスタイル』といった様々なデザインまたブランドがでてきましたが、今回の『美脚スーツ・パンツ』は今までの海外から影響を受けてきたものとはちょっと異なった物だと感じました。海外でも足のラインを綺麗に見せるパンツやスーツはいくらでもあるのですが、それをあえて日本では『美白』ではないですが、『美脚スーツ・パンツ』というキャッチフレーズで世の中にでてきたのは極めて日本らしさを感じている今日この頃です。

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感動

某番組でやっております、匠のリフォーム番組でリフォーム前と後を比較し、さらにリフォーム前の悪しき姿を強調して、感動を誘うテレビ番組があります。さらに最近ではリフォームの枠を超えてホームクリーニングも話題の注目にされております。部屋中についたヤニがすっかりとれて、新品かと思うほど綺麗な壁紙になる姿が写しだされております。このように私も感動をしている人間の一人として、感動をキーワードにどうのようにして物作りに携わっていくかが、非常に大事になってきてると考えております。いつの時代も『感動する』という事はとても美しく、生きている楽しみのひとつとしてなくてはならないものと思っております。

また豊かな日本では感動をするためのハードルが近年非常に高いハードルになっていることも事実だと思います。そのなかで『物作り』と『感動』という二つの事柄ををリンクさせる？というヒューマンイズム・らしさ　をどうやって表現するればいいのかが全ての業種で大きな課題になってくるのではないでしょうか？

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オリンピック

ついにオリンピックがはじまりました。４年に一度の祭典ということもあり開会式の各国のユニフォームは毎回注目されます。今年はユニクロで知られるファーストリテイリング社とデザイナーの高田賢三さんによって生み出されました。そして今回の最大の特徴は（個性と制服の両立）になります。開襟シャツやパーカー、ジャケットなど男子は四種類、女子は五種類から選手は自分の好みで組み合わせを決められるので、何パターンからも選択できるのが特徴です。そしてテーマは「SHOW YOUR COLORS?あなたらしさを、思う存分発揮してください」。だそうです。ユニフォームの詳細はこちら

近年日本では物が溢れ、様々な選択が自由にできる、とても豊かな国になりました。そして、バブル時代はDCブランドや、海外ブランドがとても大きな市場を形成しておりました.特にあのブランドが良いというと･･･どちらかというと『右向け右の世界』の傾向が強かったと思われます。バブル崩壊後は、同じ物をもつのを嫌い、オリジナリティーを重視する方向に転換しはじめました。オーダメイド商品のようなONLY　ONE市場が現在も徐々に拡大しております。今日本のファッション業界は成熟期に入りつつあるような気がします。そういった傾向の中で、今回のオリンピックの服装はまさに時代の背景を写しているように思えました。

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サッカーアジアカップ

立秋を迎えいよいよ夏から秋にさしかかろうとしております。とはいうものの、真夏日の記録が遂に1995年と同じ一位になってしまったということもあり、まだ秋を感じるには早いかもしれません。ところで話は変わりますが、先日のアジアカップの中国での反日批判はマスメディアを通して大きく取り上げられていました。その中で、報道ステーションにて別の違った角度で取材をしているのが印象深かったです。殆どのメディアは会場の近くでレポートしておりましたが、報道ステーションは街中、飲み屋他いろいろな角度から取材をしておりました。中国人のコメントでも『反日というが、あれは一部の人間が騒いでいるだけ･･･』というコメントがあったぐらいです。どこも中国のサポーターはマナーが悪いと、全ての人が悪いような報道でしたが、実際はあのように騒いでいる人達は一部であるということの認識が必要だと思います。数では中国人は日本人の何倍もいるわけなのでそういった人も何倍もいても不思議ではないです。とは言うものの、私もこのサッカーの試合を熱くみていた一人ですが･･･

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タイ2

タイではテーラーが一つの駅に3個以上あり、意外と多くあるもんだと思いました。特徴としては殆どメンズとレディースを同時に扱っており、ショウウィンドー内にも男性と女性の人体が置いてありました。見た目はあまりかっこいい人体ではなったです。タイでは日本ほど男性、女性共にスーツを着ている人は殆どいない状態で、良くこれだけのテーラーが生き残っているな?というのが実感でした。お客様が何人かいらしゃるテーラーをのぞきこんだところ観光客風の人がほとんどでした。値段や納期が聞ければ尚よかったのですが、残念ながら聞くことはできなかったです。参考までにテーラーの写真をいくつか掲載しておきますので宜しければみてください。

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タイ

夏期休暇のため少しコラムをお休みさせていただいておりました。今回はタイでのお話をさせていただきます。タイでの男性のファッションは殆どがジーンズにTシャツの格好が多いようです。その中で私は少しタイトで若干ブーツカット気味のズボンと黒のシャツを着ていたところ、タイの人からの視線を感じ違和感を覚えました。その違和感もエレベータに乗った時、確信に変わりました。それはタイの中年男性がエレベータ乗るやいなや、笑って私の服装下から上へ見ておりました。さらにその中年男性の友達へなにやら話しかけているようでした。恐らく内容はこんな感じです。『おい、あの服装みてみろよ･･･おかまみたいだな?』そんな感じでした。後ほどタイのガイドさんに聞いたところ男性がファッションをあまりするとタイではおかまにみられるらしいという事がわかりました。後日その服装をやめ、短パンに履き替えた所あまり、視線を感じなくなりました。やはり最初の服装が悪かったようです。このことで文化によっても服装で相手を判断する基準がまったくことなり、非常に良い経験をさせていただきました。

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