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2006/09/19

どうなってるの?

祖父の三回忌に先日出席してきました。

三回忌を行い場所は飯能・・・ 結構遠いのです。しかもこの日は直ぐとんぼ返りをして仕事。
そんなこともあり、法事場所から急ぎでタクシーを使って最寄の駅まで行ってもらいました。

そこでタクシーの運転手さんとこんな会話をしました。

タクシー『今日は法事かなにかですか?』

私『えーそうなんです。祖父の三回忌でして・・』

タクシー『そうですか。どちらからいらしたんですか?』

私『清瀬からですね。実家は都内ですけどね。』

タクシー『あら また随分遠い所へお墓をつくられたんですねぇー』

私『たぶん、都内には直ぐに入れるお墓がないっていうこともあったんじゃないですかねぇー
しかも都内は高いですからね』

タクシー『そうですよね。都内は高いですね。お客様ご存知でした?都内のお墓って3分の1稼動してないですって・・

私『そうなんですか??なんでですかねぇー』

タクシー『多分ですが・・管理料金が払えなかったり、あとは分家していってお参りする人いなくなってしまったとこ いろいろあるみたいです・・・』

私『そうですかぁー でも管理料金が払えないで っていうのは、情けない話ですね・・ まぁー今の生きている人が一番大事かもしれないですが、やっぱり先祖さんあって 自分達っていうのもありますしね・・

タクシー『そうなんですよー 先祖も敬えない人たちが増えてるのが今の日本をちょっとおかしくしてるんじゃないですかね・・』

私『そうかもしれないです・・・』


話が変わって、昨日の朝日新聞から

タイトル『分裂日本』

北九州市で一人で暮らしていた56歳の男性がミイラ化して遺体が発見された。

昨年夏に失業。足が不自由だった。福祉事務所の職員が初めて訪れたのは、料金未納で水道、電気が止められた昨年9月。男性は生活保護受給を相談したが、『まず親族の援助を受けてください』と言われ、申請書はもらえなかったという。男性が福祉事務所に姿を見せたのは昨年の12月が最後だった。『脱水症状で弱っていたが、生命に危険がある状態ではなかった』と市は説明する。
憲法25条が保障する『健康で文化的な最低限度の生活』を求めた人が孤独死とする結果となった。

年金をまじめに払ってきた人よりも、生活保護を受けている人が手取りが多いとい不均衡が生じています。かたや本当に生活保護を必要としている人の孤独死・・


そして連日騒がれている親が子を殺したり、子が親を殺したり・・

変えなくてはいけない部分と、変えてはいけない部分、この辺のバランスが崩れているように

感じるのは私だけでしょうか・・・

なにか大きく日本の中で大事なものが失われているような気がします。

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posted by Tailor Kitahara @ 9/19/2006 10:21:00 午前