日経トレンディー スーツ消費者の視点編
先日日経トレンディー様より取材がございました。内容は『良いスーツの見分け方』という題材です。非常に広い意味がありとても難しく思いました。10人10色 洋服に対しての思い入れがちがいがあるように、どこに基準を置くかということは非常に難しいです。
スーツでいえば、どのシーンでどういう着方をするのかは、それぞれちがいます。例えば、ビジネスマンがSUPER180の服が必要かというと、そうではない場合が多いです。それよりも耐久性やデザイン性を求める方が多いと思います。また予算に限りがない人は、服に対して究極の一着をつくる為に生地素材からボタンまで全てにこだわり、自分の理想とする服まで限りなく追いもとめることが可能です。逆にそういう方にタフスーツが必要かというと 必ずしもそうではないことがあります。またデザイン製を求めることにより、個々のデザイナーが主張する服にステータスを置かれる方もいます。またスーツを道具として位置付ける方もいるでしょう。
良いスーツというよりも自分の求めているスーツとは、ということになりますと
まずは大別するとこんな感じではないでしょうか?
1 フィット感重視
2 デザイン重視
3 価格重視
4 ブランド重視
5 縫製重視
6 伝統重視
7 生地重視
etc・・・
他いろいろとあると思います。この中で優先順位を決めて理想のスーツを求められても面白いかもしれません。
このように考えますと、良いスーツはこれだ!というよりは、貴方にはこんなスーツがお似合いです。という方がスーツを選ぶ作業では自然なような気がしました。
尚、職人から見た『良いスーツとは』というのは別の世界があります。職人のこだわりの世界になりますが、次回お楽しみに!
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posted by Tailor Kitahara @ 5/10/2005 04:30:00 午後
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