オーダースーツ|TAILOR KITAHRA SITE TOP

2007/08/22

生地入荷情報(ドーメル・ユーロテックス)

連日猛暑ですね・・・皆様体調管理はできておりますか?

私は少しばて気味です。

さて こんな暑い中、オーダー業界では急ピッチに秋冬支度が始まっております。

今回の入荷情報は 

ドーメルは4種類のNEW ARRIVAL 
ユーロテックスは3種類のNEW ARRIVAL


です。


(ドーメル)

・Kirgyz White(キルギスホワイト)

・Royal12(ロイヤル12)

・Royal Opera(ロイヤル オペラ)

・Casulas

ドーメルのラインナップで今回光るものは、なんといってもKirgyz White世界初の素材を使い、そして手触りと光沢が見事に表現された生地となりました。キルギスとは、カシミア山羊と羊の特性を兼ね備えた動物です。いうなれば合いの子です。この合いの子は、突然生まれてきたわけではなく、かなり昔から生息していたそうですが、調査の末ドーメルはこの希少な繊維を再発見し、服地開発にのりだしました。若いキルギスの毛、特に純白で細くソフトなものを厳選した素材がKirgyz Whiteになります。


素材は、キルギスホワイト60%にピュアウール40%の混合率になります。裏話になりますが、日本語表記はウールとしか出せないそうです。キルギスという表記は日本には現段階ではないとのこと・・・

今期の冬、ジャケット地に最高の表現を生み出してくれること間違いありません。


他にもRoyal12は、まだスーツ業界では少ない、目付け(生地の重さが)があり、しっかりとしたスーツ地になります。この生地はしっかりとしているだけではなく、光沢も兼ね備えており、スーツとして長く着用できそうな生地になります。



(ユーロテックス)

・The Finest Cloth(ザ・ファイネスト クロス)

・Kingston(キングストン)

・Professional(プロフェッショナル)

ユーロテックの今期の特徴としましては、目付け(生地の重さ)があるものが多くなっております。この新しいコレクションも全て300gを超えており、しっかりとした物に仕上がっております。


ユーロテックスのラインナップでThe Finest Cloth(ザ・ファイネスト クロス)が特に目立つ存在です。こちらの生地はsuper120でありながら300gあり、光沢と堅牢を兼ね備えた生地になります。打ち込みもしっかりとしており、手で丸め込む(生地をギュッと手の平にの中にいれる)ても生地跳ね返りなど損なわれることがない素晴らしいものになっております。かっちりとしたスーツを作るのは最適な生地です。


またKingston(キングストン)は目付けのあるsuper100の310gのフラノ(フランネル)専用バンチとなり、見ごたえのあるコレクションとなっております。



今年は早めに生地が揃いはじめておりますので、生地をいろいろ見にいらしてください。

ブログのランキング順位に反映されます。是非ご投票宜しくお願いします!投票 は→オーダースーツ:オーダメイドのテーラーキタハラをクリックお願いします。

posted by Tailor Kitahara @ 8/22/2007 05:45:00 午後