オーダースーツ(パターンオーダー編)
オーダースーツでよくでてくる言葉としてパターンオーダーとイージーオーダーがあります。
この二つは言葉のちがいももちろんありますが、根本的に作り方がちがうといってもよいでしょう。
パターンオーダー
A体AB体といった型紙を利用し、型紙から足したり引いたりして作成する。
イージーオーダー
型紙から選ぶのではなく、シルエットを選んだ後、個人の寸法を基に裁断をする。
パターンオーダーを詳しく説明しますと下記のようになります。
例えばサイズスペックの基本サイズが
上胴(バスト) 中胴(お腹まわりでもっともでているところ。又はへっこんでいるところ。) 下胴(ヒップ)
A体 上胴100 中胴88 下胴103
AB体上胴100 中胴92 下胴105
とあったします。ご自身のサイズが上胴100 中胴90 下胴104 の場合どうなるかといいますと
スーツを作成するときはこのように考えます。
A体だと 上胴差寸0 中胴差寸+2 下胴差寸+1
AB体だと上胴差寸0 中胴差寸-2 下胴差寸-1
となります。
ここで肩幅が同じであったとして、採寸者はAB体から引いて指示する方法と、A体から足して指示する方法ができるわけです。
ここで数字だけみますと、どっちでも同じでは?と思われるかともいらっしゃると思いますが、実は全くちがいます。
AB体のゆとり寸法とA体のゆとり寸法がまったくちがうため、できあがりも、ことなってくるのです。
ゆとり寸法とはスーツの遊び(ゆとり)の部分です。ゆとりがないとタイツのようになってしまうわけですからね・・・
これらにより、最終的にはご自身がゆったり着たい・・又は少しタイトにきたいということにより選択がわかれてくるようになります。
そしてパターンオーダーの最大のメリットはシルエットを活かした、ものがつくれるということになります。
しかし弱点としてはパターンに当てはまらない方にきれいなシルエットを出すことが難しいということにもなります。
次回はイージーオーダーのご説明を致します。
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パターンオーダー
A体AB体といった型紙を利用し、型紙から足したり引いたりして作成する。
イージーオーダー
型紙から選ぶのではなく、シルエットを選んだ後、個人の寸法を基に裁断をする。
パターンオーダーを詳しく説明しますと下記のようになります。
例えばサイズスペックの基本サイズが
上胴(バスト) 中胴(お腹まわりでもっともでているところ。又はへっこんでいるところ。) 下胴(ヒップ)
A体 上胴100 中胴88 下胴103
AB体上胴100 中胴92 下胴105
とあったします。ご自身のサイズが上胴100 中胴90 下胴104 の場合どうなるかといいますと
スーツを作成するときはこのように考えます。
A体だと 上胴差寸0 中胴差寸+2 下胴差寸+1
AB体だと上胴差寸0 中胴差寸-2 下胴差寸-1
となります。
ここで肩幅が同じであったとして、採寸者はAB体から引いて指示する方法と、A体から足して指示する方法ができるわけです。
ここで数字だけみますと、どっちでも同じでは?と思われるかともいらっしゃると思いますが、実は全くちがいます。
AB体のゆとり寸法とA体のゆとり寸法がまったくちがうため、できあがりも、ことなってくるのです。
ゆとり寸法とはスーツの遊び(ゆとり)の部分です。ゆとりがないとタイツのようになってしまうわけですからね・・・
これらにより、最終的にはご自身がゆったり着たい・・又は少しタイトにきたいということにより選択がわかれてくるようになります。
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posted by Tailor Kitahara @ 2/11/2006 09:58:00 午前
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